友引の葬儀を避ける本当の理由と高松市での日程調整の進め方

友引の葬儀を避ける本当の理由と高松市での日程調整の進め方
株式会社ネクスト 久本

記事の監修

株式会社ネクスト 久本

一級葬祭ディレクター/グリーフケア・アドバイザー1級

2017年に一級葬祭ディレクターを取得。グリーフケア・アドバイザー1級。アテンダー業務からディレクター業務まで幅広く担当し、これまで2000件以上のご葬儀に携わってまいりました。ご縁を大切に、思いやりをもってご家族に寄り添うことを心がけています。終活やお葬儀に限らず、安心して頼っていただける存在でありたいと考えています。

友引の葬儀を避ける本当の理由と高松市での日程調整の進め方

友引とお葬式が重なる日程で多くの方が直面する疑問と解決の糸口

ご家族が他界され、悲しみと慌ただしさの中で葬儀の日程を決めようとした際、カレンダーの『友引』の文字が目に留まり、手が止まってしまうご遺族様は少なくありません。周囲から『友引にお葬式をしてはいけない』と聞いたことがあっても、なぜ避けるべきなのか、どうしてもその日に執り行わなければならない場合はどうすればよいのか、判断に迷うのは当然のことです。

特に、突然のご逝去では葬儀社を決定するまでに数時間ほどの猶予しかないケースが多く、焦りから不慣れな六曜のしきたりや地域独自のルールに翻弄されてしまうことがあります。この記事では、香川県高松市で長年ご家族に寄り添ってきた専門葬儀社としての経験をもとに、友引とお葬式にまつわる疑問を完全に解消し、後悔のない日程決定ができる具体的な方法をお伝えします。

この記事を読むことで、以下の内容が明確に分かります。

  • 友引の日にご葬儀や火葬を避けるべきとされる歴史的・文化的背景
  • 友引の日に通夜や法要を執り行っても問題がない理由
  • 日程が友引と重なった場合の具体的な調整手順と選択肢
  • 友引に火葬を行う地域で用いられる『友引人形』の役割と費用
  • 高松市および香川県内の主要火葬場における友引の休業状況
  • 日程を延期した際に発生しやすい追加費用を防ぐための見積もりの見方

私たち『家族葬のネクスト』を運営する高松パレス株式会社は、1967年の設立以来、高松市を中心に香川県全域で20年以上にわたり葬祭事業に携わってまいりました。現場で培った確かな知識と地域特有の慣習を踏まえ、ご遺族様の不安を安心へと変えるお手伝いをいたします。

友引の日にご葬儀を避けるべきとされる背景と六曜の基礎知識

中国の占術から始まった六曜と友引の本来の意味

友引(ともびき)は、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口からなる『六曜(ろくよう)』と呼ばれる暦注の一つです。六曜はもともと古代中国で時間の吉凶を占うために生まれ、日本には鎌倉時代から室町時代にかけて伝わったとされています。当時の友引は『共引』と書かれ、勝負事で『共に引き分ける』、つまり勝敗がつかない日という意味を持っていました。

これが江戸時代以降、時代の変遷とともに『友を引く』という漢字が当てはめられるようになり、陰陽道の『友引日(ある方角に行くと災いが友に及ぶとされる日)』と混同された結果、『凶事が友に及ぶ』『親しい人をあの世へ連れて行ってしまう』という民間信仰へと変化していきました。つまり、友引とお葬式を結びつける考え方は、言葉の語呂合わせや後世の混同によって生まれた俗信であり、学術的・歴史的な根拠があるわけではありません。

仏教や神道などの宗教教義と友引の関係性

多くのご遺族様が誤解されがちですが、友引を避けるしきたりは仏教や神道、キリスト教といった宗教の教義とは一切関係がありません。特に日本の葬儀の多くを占める仏教において、浄土真宗の開祖である親鸞聖人は『日の吉凶を選ぶことは仏教の教えに反する』と明確に説いています。他の宗派においても、六曜を理由に葬儀の日程を制限することは原則としてありません。

神道やキリスト教においても同様で、暦の吉凶によって故人様の魂の行方が左右されるという考え方は存在しません。したがって、宗教的な観点だけで言えば、友引の日にご葬儀や火葬を執り行うことは全く問題がないというのが真実です。しかし、長年培われた日本の生活習慣として『友引の葬儀は避けるもの』という意識が深く根付いているため、実際の現場では周囲への配慮が極めて重要になります。

お通夜や法事・法要は友引に行っても問題ない理由

お葬式や火葬は友引を避けるのが一般的ですが、お通夜に関しては友引の日に行っても全く問題ありません。お通夜は故人様との最後の夜を過ごし、別れを惜しむ儀式であり、故人様をあの世へ送り出す(旅立たせる)儀式ではないからです。そのため、友引の夜にお通夜を行い、翌日の友引が明けた日(先負など)に本葬・告別式を執り行うという日程は、非常に一般的なスケジュールとして選択されます。

また、四十九日法要や一周忌などの法事・法要についても、友引の日を避ける必要はありません。法要は故人様の冥福を祈り、追善供養を行うための儀式であり、新たな凶事を引き起こすものではないためです。親族が集まりやすい土曜日や日曜日がたまたま友引であっても、気にする必要はなく、参列者の都合を優先して日程を決めていただいて構いません。

友引と重なった場合の具体的な日程調整と周囲への配慮

親族間のトラブルを防ぐための合意形成の進め方

宗教的な根拠がないとはいえ、ご親族の中には『友引にお葬式を出すなんてとんでもない』と強く主張される高齢の方や、地域のしきたりを重んじる方がいらっしゃる場合があります。このような意見を無視して日程を強行すると、葬儀後に『あの時、友引にお葬式をしたから身内に不幸が続いたのだ』といった根も葉もない不和の原因になりかねません。

現場を預かる立場として私たちが強く推奨しているのは、日程を決める前に必ず主要なご親族(特に年長者や本家の代表者など)に一報を入れ、意向を確認することです。『火葬場の空き状況や僧侶のご都合により、どうしても友引の日にお葬式をせざるを得ない状況ですが、よろしいでしょうか』と事前に相談の形を取るだけで、感情的な対立を未然に防ぐことができます。周囲の心情に寄り添い、全員が納得した形で送り出すことが、結果として最も円滑なご葬儀につながります。

高松市および香川県内の火葬場(斎場)の休業日事情

友引の日にご葬儀を行わない実質的な最大の理由は、多くの自治体が運営する火葬場(斎場)が『友引』を定休日として設定していることにあります。香川県高松市においても、市営の火葬場は友引の日を休業日として定めています。火葬場が閉まっている以上、どれだけご遺族様が友引の葬儀を希望されても、物理的に火葬を執り行うことはできません。

高松市以外の香川県内の自治体(丸亀市、坂出市、さぬき市など)においても、多くの公営斎場が友引を休業日としています。ただし、一部の地域や民間の斎場、あるいは年末年始の混雑期などには、友引であっても開場しているケースがあります。地域の火葬場事情に精通した地元の葬儀社であれば、どの斎場がいつ開いているかを即座に把握しているため、日程調整の際にはまず地元の葬儀社に確認するのが最も確実です。

自治体・斎場名友引の日の稼働状況特徴と注意点
高松市営斎場原則休業高松市民の火葬が集中するため、友引明けは混雑しやすい。
香川県内その他公営斎場多くが休業(一部例外あり)離島部や一部地域では稼働日が異なる場合があるため要確認。

後悔しない葬儀日程の決定と追加費用を抑えるための判断基準

日程を1日延ばすことで発生する具体的な追加費用とその内訳

火葬場が友引で休業している場合、葬儀日程を1日先延ばしにする必要があります。ここで多くのご遺族様が懸念されるのが、日程が延びることによる追加費用の発生です。葬儀日程が1日延びると、一般的には以下のような費用が追加で発生する可能性があります。

  • 故人様をご安置するための『安置室利用料』(1日あたり約1万〜2万円)
  • お身体の状態を保つための『ドライアイス代』(1日あたり約1万〜1万5千円)
  • ご遺族様が付き添う場合の『親族控室使用料』や『式場使用料』の延長分
  • お通夜や葬儀が延びることによる、追加の飲食費や返礼品代

これらの費用が積み重なると、当初の想定よりも数万円から十数万円の負担増となることがあります。しかし、葬儀社の中には、これらの追加費用をあらかじめ基本プランに含めているところや、1日程度の延長であれば追加料金を請求しない良心的な会社もあります。契約前に『友引で日程が延びた場合、具体的にいくらの追加費用が発生するか』を明確に提示してくれる葬儀社を選ぶことが、経済的なトラブルを防ぐ最大のポイントです。

菩提寺や僧侶との日程調整におけるマナーと伝え方

葬儀日程を決めるにあたり、火葬場の空き状況と並んで重要なのが、お寺(菩提寺)の僧侶のご都合です。特に先祖代々のお墓がある菩提寺をお持ちの場合、お寺への連絡を最優先で行わなければなりません。僧侶に連絡する際は、まずご逝去の報告を行い、その上で『火葬場が友引で休業しているため、お通夜を〇日、葬儀を〇日に執り行いたいと考えておりますが、ご都合はいかがでしょうか』と丁寧にお伺いを立てます。

お布施の相場や宗派による式進行の違いなど、直接聞きにくい事柄については、事前に葬儀社の担当ディレクターに相談しておくのが賢明です。地域密着の葬儀社であれば、地元の寺院との付き合いも深く、僧侶への連絡方法や日程調整の仲介をスムーズに行ってくれます。ご遺族様が精神的に余裕がない中で、お寺とのやり取りを一手に行ってくれるサポート体制があるかどうかは、葬儀社選びの重要な判断基準となります。

高松市在住 A様
ネクストでお葬儀をして一番満足していることは、隅々まで掃除が行き届いており気持ちよく過ごせたことです。充実した親族控室を貸し切りで使用することができ、満足しています。最期の夜を家族みんなでかけがえのない時間をゆっくり過ごすことができました。一人の担当ディレクターさんが病院のお迎えから、お骨の安置までしてくれました。私たちのことを一番理解してくれている担当の方が最後までお世話をしてくれて安心できました。またネクストにしかない「納棺正装」には親族全員が感動しました。お陰様で、柩の蓋を私たち遺族の手で閉めたので最期のお別れをしっかりすることができました。また、葬儀を終えてからも法要や相続など分からない相談にのっていただき本当に助かりました。

上記のお客様の声をいただいているように、葬儀の現場では、最初から最後まで一貫して同じ担当者が寄り添い、ご遺族様の細かな不安を解消していくことが何よりも求められます。特に日程調整や追加費用の説明において、不透明な部分を残さない誠実な対応が、ご遺族様の深い安心感へとつながるのです。

地域密着の『家族葬のネクスト』が選ばれる理由と独自のサポート体制

1日1家族の全館貸切制で叶える、他家に気兼ねしないお別れの時間

一般的な大規模葬儀場では、同じ日に複数のご家族のご葬儀が同時に執り行われることが多く、ロビーや通路で他のご遺族様や参列者とすれ違うなど、落ち着かない思いをすることがあります。特に、友引明けの混雑する日程では、式場全体が慌ただしい雰囲気に包まれがちです。

私たち『家族葬のネクスト』では、高松市内にある4つの会館(ネクスト舟岡、ネクスト林、ネクスト飯田、ネクスト仏生山)のすべてにおいて、1日1家族の全館貸切制を採用しています。他の方の目を気にすることなく、ご自宅にいるかのように、ご家族様だけでゆっくりと故人様との最後の夜を過ごしていただけます。このプライベートな空間づくりこそが、私たちが最も大切にしているこだわりです。

高松市内4会館の地域密着体制と明朗会計の徹底

私たちは、高松市内の主要エリアに4つの拠点を構えており、ご自宅や病院、介護施設から最も近い会館を柔軟にお選びいただけます。突然のご逝去の際にも、24時間365日対応のフリーダイヤル(0120-04-5909)にて、深夜・早朝を問わず迅速にお迎えに上がります。

また、葬儀費用に関する不安を解消するため、追加費用なしの透明な料金体系(明朗会計)を徹底しています。事前にお出しした見積もりから、ご遺族様の同意のない追加料金が発生することは一切ありません。友引による日程延長が発生した場合でも、事前にその旨と具体的な金額を丁寧にご説明し、ご納得いただいた上で進行いたします。さらに、事前に『ハートフルメンバーズ』にご入会いただくことで、家族葬プランが10%割引になる会員特典もご用意しております。

高松市葬祭費5万円支給制度の申請から葬儀後の手続きまで一貫サポート

ご葬儀が終わった後も、ご遺族様には数多くの公的手続きや法要の準備が待ち受けています。例えば、高松市にお住まいで国民健康保険に加入されていた方が亡くなられた場合、申請を行うことで『高松市葬祭費支給制度』から5万円が支給されます。この制度は申請から振込まで約2ヶ月を要し、手続きには葬儀の領収書や申請書が必要となります。

私たちは、こうした公的な申請手続きのサポートはもちろん、四十九日法要の準備、お仏壇やお墓のご相談、さらには提携する行政書士や税理士のご紹介による相続手続きのサポートまで、葬儀後の遺品整理や諸手続きを一貫してサポートいたします。葬儀の時だけでなく、その後の生活が落ち着くまで寄り添い続けることが、老舗葬儀社としての私たちの使命です。高松市の葬祭費支給制度の詳細については、高松市公式(葬祭費)のページも合わせてご確認ください。

友引の葬儀に関するよくある質問

Q1. 友引の日に葬儀を避けるのは、全国共通のルールですか?

A. 宗教的なルールではなく、あくまで日本の民間信仰や慣習に基づくものです。そのため、全国的に避ける傾向は強いものの、火葬場が友引でも営業している地域や、身代わりとなる『友引人形』を棺に入れることで友引の日であっても葬儀・火葬を執り行う地域もあります。高松市などの公営火葬場は友引が休業日となっているため、物理的に避ける必要があります。

Q2. 友引で葬儀日程が1日延びた場合、遺体の安置はどうすればよいですか?

A. 葬儀日程が延びる場合、ご遺体の状態を保つためにドライアイスの追加や、専用の安置室での適切な温度管理が必要になります。家族葬のネクストでは、自社で完備している清潔な安置施設にて、故人様を大切にお預かりいたします。日程延長に伴う費用についても、事前見積もりの段階で明確にご提示いたしますのでご安心ください。

Q3. 友引の日に葬儀を行うと、親族から反対されるか心配です。

A. ご親族の中に六曜を重んじる方がいらっしゃる場合、事前に相談なく日程を決めてしまうとトラブルになることがあります。『火葬場の休業日の関係で、どうしても日程をずらす必要がある』、あるいは『諸事情により友引に行うが、友引人形を入れて対策をする』といった経緯を事前に丁寧にお伝えし、合意を得ておくことが大切です。迷われた際は、当社のディレクターが間に入ってアドバイスを差し上げることも可能です。

Q4. 友引にお通夜を行うことは、マナー違反になりますか?

A. いいえ、全くマナー違反ではありません。お通夜は故人様をあの世へ送り出す儀式ではなく、最後の夜を共に過ごす儀式であるため、友引の日に行っても問題ないとされています。実際に『友引の夜にお通夜を行い、翌日の友引が明けた日にお葬式(告別式)を行う』というスケジュールは、非常によく選ばれる日程パターンです。

Q5. 高松市の葬祭費支給制度は、誰でも申請すればもらえますか?

A. この制度は、亡くなられた方が高松市の国民健康保険、または後期高齢者医療制度に加入されていた場合に、葬儀を執り行った喪主様に対して5万円が支給されるものです。他の社会保険(会社の健康保険など)に加入されていた場合は、それぞれの保険から埋葬料などが支給されます。申請期限は葬儀を行った日の翌日から2年以内となっています。詳しくは厚生労働省(後期高齢者医療)の制度概要もご参照ください。

突然のご逝去や日程調整で迷われた際は、いつでもご相談ください

ご家族のもしもの時は、深夜や早朝を問わず、突然訪れるものです。悲しみの中で、友引などの暦のしきたりや、火葬場の空き状況、お寺様のご都合などを一度に調整しなければならない状況は、ご遺族様にとって非常に大きな精神的負担となります。焦って不本意な決定をしてしまわないためにも、まずは専門家である私たちにご相談ください。

家族葬のネクストでは、24時間365日対応のフリーダイヤル(0120-04-5909)にて、専門の葬祭ディレクターが常駐し、深夜の緊急なお迎えから日程調整のご相談まで、すべて親身に対応いたします。事前のご相談や見積もりの作成も無料で承っており、強引な営業などは一切行いません。ご家族様が大切な方との最期の時間を、少しでも穏やかに、そして納得のいく形で過ごせるよう、私たちが全力でサポートいたします。

執筆者: 高松パレス株式会社(葬祭事業:家族葬のネクスト) 1級葬祭ディレクター

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