
お盆のお布施・お供えの相場とマナー


記事の監修
株式会社ネクスト 久本
一級葬祭ディレクター/グリーフケア・アドバイザー1級
2017年に一級葬祭ディレクターを取得。グリーフケア・アドバイザー1級。アテンダー業務からディレクター業務まで幅広く担当し、これまで2000件以上のご葬儀に携わってまいりました。ご縁を大切に、思いやりをもってご家族に寄り添うことを心がけています。終活やお葬儀に限らず、安心して頼っていただける存在でありたいと考えています。
お布施の相場の考え方
お盆や初盆でのお布施の金額は、地域や宗派、菩提寺との関係の深さによって幅があり、決まった金額があるわけではありません。金額に迷う場合は、同じ地域・同じ菩提寺にお世話になっている親族に確認するか、菩提寺に直接尋ねるのが確実です。
「お布施はお気持ちで」と言われることも多いですが、目安がまったくないと困ってしまう方も多いと思います。その場合は、四十九日や一周忌など、これまでの法要で包んだ金額を参考にする方法もあります。

お供え物の選び方
お供え物には、故人の好きだった食べ物や、日持ちのする菓子、果物などがよく選ばれます。仏壇や精霊棚に供えたあと、参列者で分けやすいものを選ぶと、法要後の会食の場でも扱いやすくなります。
線香やろうそくといった消耗品も、実用的なお供えとして喜ばれることが多いものです。生ものや匂いの強いものは避けたほうが無難とされています。

表書き・渡し方
お布施の表書きは「御布施」とし、白無地の封筒か奉書紙を使うのが一般的です。渡すタイミングは、法要が始まる前の挨拶の際、または法要が終わった後の挨拶の際に、袱紗(ふくさ)から取り出してお渡しするのが丁寧な形とされています。
お供え物として金品を包む場合の表書きは「御仏前」「御佛前」とするのが一般的です。水引は、地域によって違いがあるため、迷った場合は葬儀社や菩提寺に確認しておくと安心です。
会食・お車代
法要後に会食(お斎)を設ける場合、僧侶にも会食の席に着いていただくか、あるいは辞退される場合に「御膳料」をお渡しするかを事前に確認しておきます。
また、僧侶に会場まで足を運んでいただく場合は、「御車代」を別に包むのが一般的です。御膳料・御車代とも、お布施とは別の封筒に分けて用意し、それぞれに表書きをするのが丁寧な形とされています。金額については、こちらも地域や寺院によって幅があるため、事前に確認しておくとお盆当日に慌てずに済みます。

事前確認で当日を落ち着いて迎える
お布施や御膳料、御車代は、いずれも明確な決まりがあるものではなく、地域や寺院との関係性の中で調整されてきた慣習です。金額や渡し方に完璧な正解を求めすぎると、かえって当日の準備が重荷になってしまいます。
迷ったときは、同じ菩提寺にお世話になっている親族や、葬儀社に率直に尋ねてみるのがおすすめです。事前に一つずつ確認しておけば、お盆当日は故人を偲ぶ時間に気持ちを向けやすくなります。
高松市で初盆・法要のご相談は、家族葬のネクストへ。4会館・24時間365日対応(0120-045-909)。


