
盆提灯はいつからいつまで?飾り方と処分の仕方


記事の監修
株式会社ネクスト 久本
一級葬祭ディレクター/グリーフケア・アドバイザー1級
2017年に一級葬祭ディレクターを取得。グリーフケア・アドバイザー1級。アテンダー業務からディレクター業務まで幅広く担当し、これまで2000件以上のご葬儀に携わってまいりました。ご縁を大切に、思いやりをもってご家族に寄り添うことを心がけています。終活やお葬儀に限らず、安心して頼っていただける存在でありたいと考えています。
盆提灯を飾る時期
盆提灯は、お盆が始まる盆入りの数日前から準備を始め、盆入りの日(7月13日または8月13日ごろ、地域による)から飾り、盆明け(16日ごろ)まで灯すのが一般的な考え方です。
準備の目安としては、7月末または8月上旬から飾り付けを始め、お盆の期間中は灯りを絶やさないようにする、という流れになります。地域によって時期の前後があるため、迷った場合は親族や葬儀社に確認しておくと安心です。

置き型・吊り型の飾り方
盆提灯には大きく分けて「置き型」と「吊り型」の2種類があります。
- 置き型:床や台の上に置くタイプです。仏壇の脇や玄関先など、スペースに合わせて配置しやすく、近年の住宅事情に合わせてコンパクトなものを選ぶ方が増えています。
- 吊り型:軒先や縁側などに吊るすタイプです。伝統的な盆提灯としてよく知られていますが、吊るす場所の確保が必要になります。
飾る数や配置に厳密な決まりはなく、住まいの間取りに合わせて無理のない形で用意して差し支えありません。一対(2つ)で用意するご家庭も多いですが、スペースの都合で1つだけ飾る場合もあります。

初盆の白提灯
初盆では、絵柄のない白提灯を用意する風習が広く見られます。白提灯は、故人の霊が初めて迷わず家に帰ってくるための目印とされており、初盆に限って使うものです。
白提灯は玄関先や軒先に吊るすか、仏壇の近くに置くのが一般的です。二年目以降のお盆では、絵柄の入った通常の盆提灯を使うことになります。
しまい方・処分の仕方
お盆が明けたら、盆提灯は丁寧に片付けます。翌年以降も使う絵柄入りの提灯は、ほこりを軽く払い、湿気の少ない場所で保管すれば、数年にわたって使うことができます。
初盆で使った白提灯は、その年限りで使い切るのが一般的な考え方です。処分の方法としては、菩提寺やお焚き上げを行っている神社・お寺に依頼するのが丁寧な形とされています。近年は自治体のごみ分別ルールに従って処分する方も増えていますが、迷う場合は菩提寺や葬儀社に相談してみてください。
なお、絵柄入りの提灯についても、傷みが目立つようになったら無理に使い続ける必要はありません。長年使って古くなった提灯は、感謝の気持ちを込めてお焚き上げに出す方も多く見られます。買い替えのタイミングに厳密な決まりはないため、ご家庭の判断で問題ありません。

宗派による考え方の違い
盆提灯を用意する風習は多くの宗派で見られますが、浄土真宗のように、故人の霊が迷わないよう導くという考え方をとらない宗派もあります。この場合、盆提灯は故人を偲び仏様の慈悲に感謝する意味合いで飾るとされ、白提灯を必須としない考え方もあります。
自家の宗派によって盆提灯の扱いに違いがあるため、迷った際は菩提寺に確認しておくと、当日の準備で迷わずに済みます。
高松市で初盆・法要のご相談は、家族葬のネクストへ。4会館・24時間365日対応(0120-045-909)。


