家族葬でお寺を呼ぶ基準とお布施相場|高松でのトラブル回避法

家族葬でお寺を呼ぶ基準とお布施相場|高松でのトラブル回避法
株式会社ネクスト 久本

記事の監修

株式会社ネクスト 久本

一級葬祭ディレクター/グリーフケア・アドバイザー1級

2017年に一級葬祭ディレクターを取得。グリーフケア・アドバイザー1級。アテンダー業務からディレクター業務まで幅広く担当し、これまで2000件以上のご葬儀に携わってまいりました。ご縁を大切に、思いやりをもってご家族に寄り添うことを心がけています。終活やお葬儀に限らず、安心して頼っていただける存在でありたいと考えています。

家族葬でお寺を呼ぶ基準とお布施相場|高松でのトラブル回避法

家族葬とお寺の深い関係性|後悔しないために知っておくべき基本

近年、身内だけで静かに故人を送る「家族葬」を選ぶご家族様が香川県内でも非常に増えています。しかし、家族葬を検討する中で多くの方が直面するのが「お寺(菩提寺)との付き合い方」という問題です。家族葬は規模が小さいからといって、お寺との関係を軽視して進めてしまうと、葬儀後に深刻なトラブルに発展することがあります。

まず大前提として、先祖代々のお墓があるお寺(菩提寺)がある場合は、家族葬であっても必ず事前にお寺へ連絡を入れ、僧侶にお経をあげていただく(読経)のが基本です。なぜなら、お寺の許可なく独自の判断で宗教儀式を省いた葬儀を行ってしまうと、後から「先祖代々のお墓への納骨を断られる」という事態になりかねないからです。

この記事では、高松市を中心に香川県全域で多くのご葬儀をお手伝いしてきた「家族葬のネクスト」の視点から、家族葬におけるお寺の役割や、具体的な葬儀の流れ、そして多くの方が最も不安に思われるお布施の相場について、現場の生の実例を交えて詳しく解説します。この記事をお読みいただくことで、お寺との良好な関係を保ちながら、ご家族様が心から納得できる温かいお別れを実現する方法が分かります。

この記事を読んで分かること

  • 家族葬におけるお寺(菩提寺)の役割と、連絡を怠った場合の具体的なリスク
  • お寺を呼んで行う家族葬の通夜・葬儀告別式の基本的な流れ
  • 高松市周辺におけるお布施の相場と、お寺へのスマートな聞き方
  • お寺との付き合い(檀家関係)がない場合の僧侶手配の方法
  • 親族からの反対や意見の食い違いを未然に防ぐための合意形成のコツ
  • 高松市で信頼できる葬儀社を選び、お寺とのやり取りをスムーズに進めるポイント

お寺を伴う家族葬の基本的な流れと儀式の進め方

お寺を呼んで家族葬を執り行う場合、一般的な葬儀と儀式の流れ自体は大きく変わりません。しかし、参列者がご遺族やご親族などの近親者に限られるため、時間的なゆとりが生まれやすく、故人様との最後のお時間をゆっくりと過ごせるという特徴があります。ここでは、一般的な仏式における家族葬の流れを整理します。

ご逝去からお通夜までの流れ

ご家族様が病院や介護施設等でご逝去された際、まずは葬儀社へ連絡し、寝台車でご自宅または葬儀社の安置室へと搬送します。高松市周辺では、住宅事情から自宅への安置が難しいケースも多く、当社の「ネクスト舟岡」や「ネクスト林」といった専門会館の安置室へ直接搬送される方が増えています。

安置が完了した段階で、速やかにお寺(菩提寺)へ連絡を入れます。この際、お寺の都合を確認しながら、お通夜と葬儀告別式の日程を調整します。お寺のスケジュールが決まった後に、火葬場(高松市営斎場など)の空き状況を確認し、正式な葬儀日程を確定させます。

お通夜と葬儀告別式の進行

お通夜では、僧侶による読経が行われ、ご遺族様が順に焼香を行います。家族葬の場合、一般の参列者がいないため、お通夜の後の「通夜振る舞い(会食)」も、ご親族だけで思い出話をしながら穏やかに進めることができます。

翌日の葬儀告別式では、葬儀式(読経・焼香)に続いて、最後のお別れ(お花入れ)が行われ、出棺となります。火葬場へ移動し、火葬、そして収骨(お骨上げ)を行います。高松市では、火葬から収骨まで約2時間が一般的です。収骨後、初七日法要を同日に行うケースが現代では主流となっています。

お寺にお渡しするお布施の相場と現場で役立つ確認方法

お寺を呼ぶ際に、最も多く寄せられるご相談が「お布施はいくら包めば良いのか」という疑問です。お布施は「労働の対価」ではなく「感謝の気持ちを表す修行の一環」とされているため、お寺から明確な料金表を提示されることは稀です。そのため、ご遺族様が最も頭を悩ませるポイントとなっています。

高松市周辺におけるお布施の一般的な相場

香川県高松市周辺における家族葬のお布施の相場は、一般的に「15万円から30万円前後」となるケースが多いです。この金額には、お通夜と葬儀告別式の読経料、そして故人様に授けられる「戒名(法名)」の料が含まれます。戒名のランク(信士・信女、居士・大姉など)によってもお布施の額は変動します。

また、お布施とは別にお渡しする費用として、以下の2点があります。

  • 御車代(おくるまだい):僧侶が自坊から式場まで移動するための費用。相場は5,000円〜10,000円程度。
  • 御膳料(おぜんりょう):お通夜や葬儀後の会食に僧侶が参加されない場合にお渡しする食事代。相場は5,000円〜10,000円程度。

お寺へ直接金額を尋ねる際のスマートな聞き方

「お気持ちで」と言われて困ってしまった場合は、お寺へ直接確認しても失礼にはあたりません。その際は、以下のように丁寧にお尋ねすることをおすすめします。

「この度、身内だけで家族葬を執り行うことになりました。不慣れなものでお布施をどのくらいご用意すれば良いか分かりかねております。他の方々はどのようにお包みされていらっしゃいますでしょうか。目安を教えていただけますと幸いです。」

このように「他の方の事例」を尋ねる形にすることで、お寺側も「皆様だいたい〇〇万円ほどお包みいただいております」と答えやすくなります。

お寺との関係でよくあるトラブルと現場のプロが教える回避策

葬儀の現場では、お寺とのコミュニケーション不足が原因で、後々まで尾を引くトラブルに発展するケースが後を絶ちません。ここでは、実際に起こりやすいトラブルの事例と、それを防ぐための具体的な対策を解説します。

トラブル事例1:お寺に連絡せず家族葬を行い、納骨を拒否された

「お寺を呼ぶとお布施が高くなるから」「家族だけで静かに送りたいから」という理由で、お寺に一切連絡をせず、民間やネットの手配僧侶に依頼して家族葬を済ませてしまうケースがあります。しかし、葬儀後に先祖代々のお墓がある菩提寺に納骨をお願いしに行った際、住職から「当寺の儀式を経ていない遺骨は納骨できません」と拒否されるトラブルが実際に発生しています。

【回避策】:先祖代々のお墓(菩提寺)がある場合は、どれほど小規模な家族葬であっても、必ず最初に菩提寺の住職に相談してください。予算に限りがある場合も、正直にその旨を相談すれば、お布施の額を考慮してくれたり、お通夜を省略した「一日葬」などの形式を提案してくれたりする住職がほとんどです。

トラブル事例2:親族から「お寺を呼ばないなんて非常識だ」と責められた

故人様の生前の希望や、ご遺族様の意向で「無宗教葬(お寺を呼ばない葬儀)」を選択したものの、葬儀当日や葬儀後に、遠方の親族や年配のご親族から「きちんとお寺を呼んでお経をあげてもらわないと成仏できない」「世間体が悪い」と強く非難され、親族関係に亀裂が入ってしまうケースです。

【回避策】:家族葬であっても、お寺を呼ばない、あるいは無宗教で行う場合は、事前に主要なご親族に対してその理由を丁寧に説明し、納得を得ておくことが不可欠です。事後報告ではなく、事前に相談という形をとることで、不要な摩擦を避けることができます。

トラブル事例3:ネットの「定額僧侶手配」を利用して菩提寺と揉めた

檀家関係があるにもかかわらず、手軽さや安さを理由にインターネットの僧侶派遣サービスを利用して家族葬を行い、後からその事実を知った菩提寺との関係が完全に悪化してしまうケースです。

【回避策】:インターネットの僧侶手配サービスは、あくまで「お付き合いのあるお寺(菩提寺)がない方」のためのサービスです。すでに檀家となっているお寺がある場合は、絶対に利用してはいけません。お寺との付き合いがない場合に限り、信頼できる葬儀社を通じて紹介してもらうか、手配サービスを検討するのが正しい手順です。

後悔しない家族葬のために|お寺との関係を円滑にする判断基準

お寺を呼ぶべきか、それとも呼ばないべきか。その最終的な判断を下すための基準は、ご自身のご家族が「先祖代々のお墓(菩提寺)を持っているかどうか」に尽きます。以下の比較表を参考に、ご自身の状況に合わせた最適な選択を行ってください。 状況 お寺を呼ぶべきか 必要なアクション 先祖代々のお墓(菩提寺)がある 必ず呼ぶべき ご逝去後、速やかに菩提寺へ連絡し、葬儀の日程と儀式内容を相談する。 特定の寺院との付き合いがない(お墓もない) 選択可能(呼ぶ・呼ばない) 仏式での葬儀を希望する場合は、葬儀社に信頼できる寺院を紹介してもらう。 将来的に公営霊園や樹木葬、散骨を考えている 呼ばなくてもトラブルになりにくい 無宗教葬や直葬(火葬のみ)を選択可能。ただし親族の同意は必須。

特定の付き合いがない場合でも、日本古来の仏教儀式に則って故人様を送り出し、しっかりと供養したいとお考えであれば、葬儀社を通じてお寺を紹介してもらうのが最も安心です。当社「家族葬のネクスト」では、特定の菩提寺をお持ちでないご家族様に対して、高松市周辺の信頼できる各宗派のお寺様を、明朗なお布施基準でご紹介するサポートも行っております。

高松市で選ばれる「家族葬のネクスト」が大切にする、ご遺族に寄り添うお別れ

私たち「家族葬のネクスト(運営:高松パレス株式会社)」は、1967年の設立以来、香川県高松市を中心に20年以上にわたり地域の皆様のご葬儀をお手伝いしてまいりました。私たちが現場で何よりも大切にしているのは、ご遺族様が他の誰にも気を遣うことなく、故人様との最後のお時間をゆっくりと、温かく過ごしていただくことです。

1日1家族の全館貸切制がもたらす、かけがえのない時間

当社の「ネクスト舟岡」「ネクスト林」「ネクスト飯田」「ネクスト仏生山」の4つの会館は、すべて「1日1家族の全館貸切制」を採用しています。一般的な大手の葬儀式場のように、同じ日に他のご家族のご葬儀が同時に行われることはありません。そのため、他の参列者とすれ違ったり、周囲の目を気にしたりすることなく、まるでご自宅にいるかのように、ご家族様だけでリラックスして故人様を囲むことができます。

実際に当社で家族葬を行われた高松市在住のご遺族様から、このような温かいお声をいただいております。

高松市在住 A様より:

ネクストでお葬儀をして一番満足していることは、隅々まで掃除が行き届いており気持ちよく過ごせたことです。充実した親族控室を貸し切りで使用することができ、満足しています。最期の夜を家族みんなでかけがえのない時間をゆっくり過ごすことができました。一人の担当ディレクターさんが病院のお迎えから、お骨の安置までしてくれました。私たちのことを一番理解してくれている担当の方が最後までお世話をしてくれて安心できました。またネクストにしかない「納棺正装」には親族全員が感動しました。お陰様で、柩の蓋を私たち遺族の手で閉めたので最期のお別れをしっかりすることができました。また、葬儀を終えてからも法要や相続など分からない相談にのいただき本当に助かりました。

このお声にあるように、当社では一人の担当ディレクターが、最初のご相談から葬儀後のサポートまで一貫して寄り添います。お寺とのやり取りや、お布施の渡し方、さらには葬儀後の四十九日法要や相続の手続きに至るまで、専門知識を持ったスタッフがトータルでサポートいたしますので、初めて喪主を務められる方もどうぞご安心ください。

地域密着だからこそできる、迅速な対応と明朗会計

ご家族様が他界されるという事態は、突然訪れるものです。当社は24時間365日対応のフリーダイヤル(0120-04-5909)を完備しており、深夜や早朝であっても、高松市内の病院や介護施設へ迅速にお迎えに上がります。高松市内4つの会館から、ご自宅や搬送先から最も近い会館をお選びいただけるため、移動のご負担も最小限に抑えられます。

また、葬儀費用に関する不安を解消するため、事前見積もりによる「追加費用なしの明朗会計」を徹底しています。プラン内容と料金の内訳を丁寧にご説明し、ご納得いただいた上で進行いたします。さらに、事前に入会いただける「ハートフルメンバーズ会員制度」にご登録いただくと、家族葬プランが10%割引になるなどの特典もご用意しております。

家族葬とお寺に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 家族葬でお寺を呼ばない場合、戒名はもらえないのでしょうか?

A. はい、お寺(僧侶)を呼ばずに無宗教葬などで葬儀を行った場合、基本的には仏式の戒名(法名)を授かることはできません。戒名は仏弟子となった証として授けられるものであるため、僧侶による儀式が必要となります。将来的に菩提寺のお墓に納骨する予定がある場合は、必ずお寺を呼んで戒名を授かる必要があります。

Q2. お布施はいつ、どのように僧侶にお渡しすれば良いですか?

A. 一般的には、葬儀告別式が始まる前、僧侶が式場に到着されて控室に挨拶に伺う際にお渡しするか、あるいは葬儀がすべて終了し、お見送りをする際にお渡しするのが一般的です。お渡しする際は、直接手で渡すのではなく、切手盆(小さなお盆)に乗せるか、袱紗(ふくさ)に包んでその上で差し出すのがマナーです。

Q3. 菩提寺が遠方にあり、高松まで来てもらえない場合はどうすれば良いですか?

A. まずは遠方の菩提寺に連絡し、高松での葬儀にお越しいただけるか確認します。もし距離やご都合の理由でお越しいただくのが難しい場合は、菩提寺の住職から「同じ宗派の近隣のお寺を紹介してもらう」か、「地元の葬儀社(ネクスト)に同じ宗派のお寺を手配してもらい、戒名や葬儀の進め方について菩提寺の許可を得る」という方法をとります。勝手に他のお寺を呼ぶとトラブルになるため、必ず事前の相談が必要です。

Q4. 高松市から支給される「葬祭費」はお寺へのお布施にも使えますか?

A. 高松市の国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入されていた方が亡くなった場合、申請を行うことで世帯主または葬祭を行った方(喪主)に5万円の「葬祭費」が支給されます。この支給金は葬儀費用全般に対する補助ですので、お布施の支払いに充てていただいても問題ありません。当社では、この支給制度の申請手続きのサポートも行っております。詳細な手続きについては、高松市公式(葬祭費)のページもあわせてご確認ください。

Q5. 家族葬でお寺を呼ぶ場合、お通夜を省いた「一日葬」にすることは可能ですか?

A. はい、可能です。近年では、ご遺族の体力的な負担や費用の負担を軽減するため、お通夜を行わず、葬儀告別式と火葬を1日で行う「一日葬」を選ばれる方が増えています。ただし、お寺(菩提寺)によっては「お通夜と告別式は一連の儀式として行うべき」という考え方をお持ちの場合もありますので、必ず事前に菩提寺の住職に「一日葬で行いたい」旨を相談し、了承を得ておくことが大切です。

もしもの時も、事前のご相談も。24時間いつでも頼れる安心を

お寺との付き合い方や、家族葬の具体的な費用、日程の進め方など、ご葬儀に関する不安は尽きないものです。特に、大切な方がご逝去された直後の混乱した状況の中では、冷静な判断を下すことが非常に難しくなります。

だからこそ、私たちは「事前相談」を強く推奨しています。事前に少しでもお話をさせていただくことで、いざという時に慌てることなく、故人様との最後のお別れに専念することができます。もちろん、突然のご逝去による緊急のご依頼にも、24時間365日体制で迅速に対応いたします。

高松市で長年培ってきた信頼と実績、そして1日1家族貸切の温かい空間で、ご家族様に寄り添う最適な家族葬をご提案いたします。どんな些細な疑問でも構いません。まずは一度、お気軽に当社のフリーダイヤルまでご相談ください。

【24時間365日対応】お葬式のご相談・緊急のお迎えはこちら

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通話料無料・携帯電話からもご利用いただけます。深夜・早朝でも専門スタッフが丁寧に対応いたします。

執筆者: 高松パレス株式会社(葬祭事業:家族葬のネクスト) 葬祭ディレクター一同

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